1周年アニバーサリー特集
サンクス・1year アニバーサリー
サンクス・1year
アニバーサリー
皆様、こんにちは!
生成脳神経クリニックは、2023年5月2日で開院1年を迎える事が出来ました。
コロナ感染症の検査やワクチン接種も含め、あわただしい1年間でした。
その中でも、脳神経クリニックとしての診療を充実すべくスタッフ一同、努力してまいりました。
これも地元の皆さま方のお陰様でございます。誠にありがとうございます。
そこで、1周年記念を祝しまして、「動脈硬化をやっつけろキャンペーン」を開催いたします。
また、1年間を振り返り、クリニックを受診された方々の状況や、
治療法を含む疾患別の内容をまとめてご報告します。
ご覧いただく皆様のご参考になれば幸いです。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
2022年5月2日〜2023年3月31日までの外来受診患者様の総数は8,854名でした。
この間、新型コロナウイルス感染症が猛威を振るい、その影響で当院も診療内容や時間を変更することを余儀なくされました。
1)発熱外来・PCR無料検査患者数
PCR、抗原検査は院内の敷地内でのドライブスルー方式で行い、合わせてコロナ感染予防のためのワクチン接種にも力を注いで参りました。発熱外来(無料検査も含め)の検査数4,437名、ワクチン接種数2,182名でした。
無料検査では1,498名でした。今後は、2023年5月8日より感染症法上の位置付けが[5類]に変更することにより、季節性インフルエンザと同類の取扱となります。
2)頭痛外来
一般外来では片頭痛で悩まれる患者様が圧倒的に多く受診されました(892名)。
片頭痛は睡眠不足、天候の変化、ストレスなどが原因で発症し、脈打つような痛みやズキズキする痛みで、頭の片側または両側に生じます。しばしば身体活動、光、音、匂いなどによって悪化し、吐き気や嘔吐伴ったり、音、光、匂いに過敏になったりします。
治療法は、従来の急性期治療(頓服薬)に加えて2021 年4月よりC G R P(calcitonin gene-related-peptide:カルシトニン遺伝子関連ペプチド)関連頭痛予防薬の登場により
大きな変貌遂げています。
当院外来には、C G R P関連片頭痛予防薬(エムガルテイ、アジョビ、アイモビーク)の皮下注射は、333名に行われ、著しい頭痛軽減と頓服薬使用減少などを認めています。
日頃より人間ドックは行うけど、脳ドックは未経験という方々が多いと思います。
脳ドックは、頭部M R I・M R Aを用いて、脳に関係する疾患の診断あるいは疾患のリスクの早期発見などを目的に行われる健康診断の一種です。
お忙しくて検査に時間が取れない方には、隙間時間を利用して簡易的なスタンダード脳ドックを、また、ご家族に脳卒中に罹患した方がいて脳卒中の発症リスクを心配している方には、脳卒中ドックをおすすめしています。
昨年1年間の統計では、スタンダード脳ドックが115名、脳卒中ドックは33名で、各種ドック受診数の36.5%を占めており、皆様が日頃より脳の精密検査を希望されていることがよくわかります。
がんは日本人の死因の第1位の疾患です。しかし、早期発見、早期治療により恐るべき病気ではなくなってきています。
D W I B Sは、PET-CTに代わる次世代のがん検査として大変注目されています。高性能 M R Iを用いて体の広い範囲(頸部〜胸部・腹部・骨盤)を1度の検査で撮影して、がんのリスクを調べることができます。
当院では全身がんドックの受診が圧倒的に1位で、181名の方々が受診されました。多くの方々の検査を行うことで、膵臓がん、乳がん、肺がんなどの患者様の早期発見に繋がりました。
さらに、当院では採血で腫瘍マーカー検査を行うことで、画像診断にプラスした精密ながんのスクリーニングを行います。
著しい高齢化にともない、認知症になる人の数はますます増えつつあります。
全国調査によると、わが国の認知症高齢者の数は、2012年で462万人と推計されており、これが2025年には、65歳以上の高齢者の約5人に1人である約700万人に達することが見込まれています[厚生労働省 認知症施策推進総合本部より抜粋]
当院での認知症ドックは1年間で55名の方々が利用されました。昨今、医療の現場でもA I(人工知能)の利用が高まり、E R I S A認知症リスク検査は、検査から3年後の認知症リスクが%表示で示され、今日からの認知症予防の詳細なレポートが付記され指導レポートとして示されます。
認知症は軽度認知障害(MCI)の段階で予防できる疾患です。
皆様、100歳まで元気で楽しく過ごしましょう!