みなさま、こんにちは。

この度、地元高松市で開業しました、入江　恵子（いりえ けいこ）と申します。

医学部在学中、将来、脳神経外科医になることを志し、早くも40年近くの歳月が経ちました。脳神経外科研修医のころは、顕微鏡を用いた脳動脈瘤クリッピング術に憧れ、急性期治療に明け暮れる日々を過ごしました。

脳神経外科専門医のライセンスを取得した後、カテーテルを用いた低侵襲治療(血管内治療）手技を目指し、当時、世界的にも有名であった米国UCSF（サンフランシスコ）に留学の機会に恵まれ、最先端の血管内治療の手技を勉強しました。

帰国後は、当時、京都大学医学部脳神経外科教授で日本の顕微鏡手術のパイオニアである菊池晴彦先生にご尽力をいただき、京都大学脳神経外科で血管内治療の最先端の手技を勉強する機会を与えていただきました。

私が色々な困難を乗り越えて脳神経外科医として診療を継続できたのは、このような優れた諸先生方のおかげであると心より感謝しております。

2002年より名古屋で脳神経外科医として診療をしてまいりましたが、この度、故郷である高松に戻ってまいりました。

高松はとても美しい街です。
大好きな故郷に帰れた喜びでいっぱいです。

微力ではございますが、脳神経外科医として、今まで培ってきた経験を活かし、確かな知識と技術で地域医療に貢献したいと思います。

今回の開業にあたり、当院では最新鋭の医療機器を導入しています。

特にMRIは総合病院で用いられているPhilips製MRI1.5Tを導入し、クリニック内での機動性を生かして、患者様の待ち時間を少なくし、原則的に“即日検査、即日説明”を行います。

検査の際、MRIは磁場の発生による”ガンガン”という、うるさい音に耐えられない方や、狭い検査台で閉鎖恐怖症の方々は検査が到底困難である場合がありますが、当院のMRIは、検査中も［映像や音楽をイヤホンで聴きながら］リラックスして検査できる設備を導入しておりますので、いままでにない快適な検査をご提供できると自負しております。

さらに、当院のMRIは全身の癌検査も可能です。
頸動脈エコーも導入し、血管の動脈硬化の程度を検査して、生活習慣病予防の食事指導や運動指導を行います。

［生成］生きて成す＝健康に生きて、人生を全うする、

そのような願いを込めて『生成脳神経クリニック』と命名しました。

脳卒中は“いきなり”すなわち突然、発症します。

しかし、脳卒中は生活習慣病を予防することである程度は防ぐことができます。

［100歳まで元気に生きよう！］をスローガンとして、みなさまが健康で幸せに過ごせますよう、お手伝いさせていただきます。

どうぞ、よろしくお願い申し上げます。