診療について
(頭 痛)
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(頭 痛)
頭 痛
頭痛の経験のある方は日本人の30%
病院に来られる方のうち頭痛を訴える方は10%
頭痛は誰にでも起こりやすい症状です。しかし、皆様が心配なのは重大な病気の前ぶれとしての「こわい頭痛」でしょう。「こわい頭痛」すなわち危険な頭痛には、命にかかわったり、たとえ救命されても重い後遺症を残すことが少なくありません。
頭痛で悩み苦しんでいる人達の人生を変えたい
「こわい頭痛」は頭の中の病気により起こることが場合があります。例えば脳腫瘍、くも膜下出血が代表的な病気です。このような危険な頭痛は放置しておくと、命に関わることがあり専門医を受診して、頭部MRI検査をうける必要があります。
脳の病気は予防と早期発見が最も重要です。
MRI検査で『こわい頭痛』を除外!
一方、多くの場合は、何年も前から自覚している慢性の頭痛で、この場合のほとんどは、その原因が頭の中にあるのではなくて、頭の骨より外側の部分にある血管や筋肉が痛むことによって起こっています。
緊張性頭痛や片頭痛が代表的で、この場合は、頭の外が原因で起こる頭痛で命にかかわるものではありません。
緊張性頭痛や片頭痛が代表的で、この場合は、頭の外が原因で起こる頭痛で命にかかわるものではありません。
こんな症状の時は早めの受診をお奨めいたします
慢性頭痛の診療ガイドラインには、二次性頭痛を疑うサインとして以下が挙げられています。
- 突然の頭痛
- いつもと様子の異なる頭痛
- 頻度と程度が増していく頭痛
- 50歳以降に初発の頭痛
- 神経脱落症状を有する頭痛
- 癌や免疫不全の病態を有する患者の頭痛
- 精神症状を有する患者の頭痛
- 発熱・項部硬直・髄膜刺激症状を有する頭痛